怪談動画
動画要約
人気怪談師の村上ロック氏が、自身の一軍怪談として大切にしている「ある青年とバンジージャンプ」にまつわる戦慄の体験談を語ります。高所恐怖症の青年を克服させるために社長がバンジージャンプへ連れ出したことをきっかけに、青年は「空中で何者かの顔と目が合う」という不可解な現象を経験します。当初は亡き祖父の守護霊だと信じられていましたが、実はそれは一族の男系にのみ取り憑き、高所から死へと誘う禍々しい存在でした。物語は、その青年の将来の息子へと呪いが連鎖する可能性を示唆する結末を迎えます。さらに村上氏は、この怪談をステージで披露した際、語ったカウントダウンと現実の転落事故の発生時刻が完全に合致したという、背筋の凍る実体験を追記しました。怪談と現実が交差する恐怖を浮き彫りにする、村上ロックの真骨頂とも言えるエピソードです。
怪談タイトル
- バンジージャンプ
- 曰く付き物件
- バンジージャンプ②
バンジージャンプ
建築会社の社長である「そさん」の部下には、非常に優秀だが重度の高所恐怖症を持つ二十歳の青年がいました。仕事に支障が出るほどの恐怖心を克服させようと、社長は独断で彼を山形のバンジージャンプスポットへ連れ出します。無理やり飛ばされた青年でしたが、直後に顔色が変わり、「とても楽しかった」と興奮。その後、驚くことに青年は高い場所を全く恐れなくなりました。社長は彼の変化を喜び、二人は何度もジャンプに通うようになります。しかしある日、青年は初めて飛んだ時に見た不思議な光景を告白します。落下中のギリギリの瞬間、背後から顔が現れて目が合ったというのです。青年はそれが自分を見守る祖父の霊ではないかと話し、社長もその言葉に不思議と安らぎを感じていました。
曰く付き物件
ある日、社長は作業現場で背後から聞こえるカウントダウンの声に驚きます。振り返ると、そこには安全帯を外した青年が飛び降りようとする姿がありました。恐怖の再発かと思いきや、青年は「あの顔とまた目が合うのではないか」と期待していたのです。社長は彼を休ませ、霊感のある別の従業員に相談することにしました。相談の結果、青年は社長に隠していた事実を打ち明けます。彼の一族の男系は、代々「高いところから飛び降りる」という呪いに取り憑かれていたのです。霊感を持つ男性は「これ以上彼を高い場所に近づけてはならない」と警告し、社長は青年に退職を促すしかありませんでした。去り際、青年の背中には黒いモヤのような人影がしがみつき、「こいつの息子にしとくか」と告げる声を社長は耳にしました。
バンジージャンプ②
物語の結末として、社長のもとに数年後、結婚して男の子が生まれるという青年からの報告が届きます。呪いは次世代へと受け継がれてしまったのでしょうか。村上氏は、さらに恐ろしい「余談」を語ります。かつてステージでこの話を語り、ちょうど「3, 2, 1」とカウントダウンした瞬間に、偶然近くのビルから男性が飛び降りる悲鳴が聞こえたのです。話と現実がリンクしてしまったこの出来事に、一同は戦慄しました。さらに出演者も、自身の住む地域にある「絶命率が異常に高い3.5階建てアパート」の怪異について語り、特定の場所や怪談が死を引き寄せる可能性について議論が及びます。怪談を語るという行為自体が持つ底知れぬ怖さを強調し、物語は幕を閉じます。
