怪談動画
パンサー尾形さんが、お笑い芸人としてのキャリアの中で経験した「野生の恐ろしさ」を語ります。広島で3mのワニを愛でる老夫婦の家で、ワニが鶏を食らう野生の顔を目の当たりにしながらも、最終的にはワニにキスをするまで麻痺した感覚。そして、死と隣り合わせだったアメリカのグリズリーロケの衝撃的な中止理由。後半では一転して、子供の頃に自宅のこたつで目撃した「ちっちゃい鬼」の話を展開し、そのリアリティと姉との証言の一致が、単なる幻覚ではない不気味さを漂わせます。
怪談タイトル
- 広島の巨大ワニと「デスロール」の洗礼
- フルフェイスの暗闇と、眠れない添い寝
- グリズリー相撲を阻んだ、衝撃の「食害事件」
- 地上300メートルの着替えと人体実験ロケ
- タンタントンネルから現れた「ちっちゃい鬼」
1. 広島の巨大ワニと「デスロール」の洗礼
広島で3mもの巨大ワニを室内飼育する老夫婦の元を訪れたロケ。家の中ではワニがこたつに入って寛ぐという異様な光景が広がっていました。夫婦の深い愛情に触れ、尾形さんも背中に乗ったりキスをしたりと次第に距離を縮めていきます。しかし夕食時、生肉の鶏を一瞬で粉砕し、激しい「デスロール」で部屋中に肉片を撒き散らすワニの剥き出しの野生を目の当たりにします。その圧倒的な破壊力に、尾形さんは自身の命の危険を本能的に察知し戦慄しました。
2. フルフェイスの暗闇と、眠れない添い寝
ワニと同じ布団で添い寝をするという命懸けの企画。不測の事態に備え、尾形さんはフルフェイスヘルメットを装着して布団に入りますが、自身の吐息でシールドが曇り、周囲が全く見えない極限の恐怖に陥ります。暗闇の中でワニが動く振動や生々しい気配を間近に感じ、いつ噛みつかれるか分からない絶望感から、一睡もできずに朝を迎えることになりました。どれほど懐いていても「ワニは野生動物である」という事実が、笑いを超えたリアルな恐怖として語られます。
3. グリズリー相撲を阻んだ、衝撃の「食害事件」
かつてアメリカで、金太郎の格好をして巨大なグリズリーと相撲を取るという驚愕のロケが計画されていました。しかし、出発のわずか3日前にロケは突如キャンセル(バラし)となります。その理由は、撮影予定だったクマが長年連れ添った飼い主を食い殺したという、笑えないほど衝撃的なものでした。もし予定通り撮影が行われていれば、次の標的は自分だったかもしれない。野生の予測不能な「覚醒」が招いた悲劇に、九死に一生を得た芸人の生々しい記憶が刻まれています。
4. 地上300メートルの着替えと人体実験ロケ
マカオタワーのさらに先端、地上300mを越える電柱のような支柱の上で、強風に晒されながら制服に着替えるという過酷な仕事。また、全身を水でびしょ濡れにした状態でスカイダイビングを行い、着地までに風圧で服が乾くかを検証する「人体実験」さながらの企画を回想します。心霊や猛獣とはまた異なる、物理的な高さと重力がもたらす極限の死への恐怖。これら「NGなし」で挑み続けた数々の危険な現場を、尾形さんは芸人としての矜持と共に振り返ります。
5. タンタントンネルから現れた「ちっちゃい鬼」
幼稚園児の頃、自宅のこたつで起きた超常現象の記憶。愛犬のタンタンがこたつから出る際に作った布団の隙間(タンタントンネル)から、突如として真っ赤な小さな鬼が現れました。トラのパンツを履き、筋肉バキバキの体で金棒を引きずりながら歩くその姿を、尾形さんは今も鮮明に覚えています。驚くべきは、その直後に帰宅した姉に話すと、姉もまた同じ場所で「青鬼」を見ていたと告白した点です。姉弟で別々の色の鬼を目撃したという、純粋ゆえの不思議な記憶です。

