怪談動画
動画要約
元吉本芸人の誠子さんが、フリー転身後のリアルな苦悩と、人生で経験した「心霊」と「人間」両面の恐怖を語る対談動画です。前半は、格安マンションのエレベーターで遭遇した不可解な怪奇現象や、京都の廃墟で撮影した「昼なのに夜にしか見えない」心霊写真のエピソードを披露。後半では、『水曜日のダウンタウン』での過酷なドッキリの舞台裏や、フリーになった途端に豹変した友人からの高額請求など、生身の人間が引き起こす戦慄の体験談が明かされます。幽霊の怖さから、社会の厳しさや人間関係の闇まで、多角的な「恐怖」を味わえるリアリティ溢れる内容となっています。
怪談タイトル
- エレベーターの女性
- 1枚の写真
- ドーベルマン
- 水ダウのドッキリ
- 周りの人間の目
- 人間性
1. エレベーターの女性
大阪時代の格安マンションでの体験。エレベーターを待つ間、モニターには3階から乗ってきた女性が映っていましたが、1階に到着して扉が開くと中には誰もいません。しかし、モニターの中では女性が自分とすれ違うように外へ出ていく様子が鮮明に映し出されていました。霊感がないからこそ「見間違い」と思おうとしたものの、後から恐怖が込み上げたという、機械越しにだけ存在した霊の生々しいエピソードです。
2. 1枚の写真
芸人駆け出しの頃、同期と京都の心霊スポットへ。夜を避けて快晴の昼間に訪れ、廃墟の前で記念撮影を行いました。しかし後日、現像した写真を確認すると、その1枚だけが真昼の撮影とは思えないほど、まるで深夜の暗闇の中で撮ったかのように不自然に黒く変色していました。楽しそうに笑う自分たちの姿と、本来そこにあるはずのない闇が同居する、理屈では説明のつかない不気味な心霊写真の記録です。
3. ドーベルマン
関西ローカルの過激なロケの思い出。朝5時にパジャマ姿で拉致され、目隠しのまま連行された先は広大な芝生でした。アイマスクを外すと目の前には巨大なドーベルマン。右手に訓練用のプロテクターを装着させられ、警察犬との「旗争奪レース」を強要されます。必死に走るも、5秒遅れで放たれた犬に旗の寸前でなぎ倒され、ただ敗北を喫するという、コンプライアンス以前の狂気を感じさせる壮絶な仕事の裏側です。
4. 水ダウのドッキリ
『水曜日のダウンタウン』で仕掛けられた、人生で最も心臓に悪いドッキリ。帰宅して無防備に着替えを済ませ、ベッドに入ろうと布団をめくると、そこには見知らぬ男が横たわっていました。不法侵入を超えた「死体」との遭遇を直感した彼女は、人生で初めて腰を抜かし、十数分間も絶叫し続けます。パニックのあまり匍匐前進で玄関へ逃げようとするほどの、人間の本能的な恐怖が剥き出しになった瞬間が語られます。
5. 周りの人間の目
吉本興業を辞めフリーになった途端、昨日まであった仕事がゼロになる現実。同時に、自分を見る周囲の目が一変します。素人の趣味番組への無償出演依頼や、挙句の果てには「喋りが上手いからナンバーワンになれる」とキャバクラへの勧誘まで届くようになります。事務所という盾を失った瞬間に、かつての実績を軽んじ、足元を見て利用しようとする人々が次々と現れる社会の洗礼と、その中で感じた孤独な悔しさの告白です。
6. 人間性
窮地の時にこそ露わになる他人の本性。親友と信じていた人物から「無料でいい」と言われたデザイン代に、後から15万円を請求される裏切りを経験します。一方で、退所後に「せ子なら大丈夫」と一行だけメールをくれた先輩の優しさや、下心全開で連絡してきた芸人仲間の裏表のなさ。どん底を味わったことで、誰が本当の味方で、誰が利害だけで動いているのかという「人間の本質」が浮き彫りになるエピソードです。
